今回のテーマは、「予測不能な未来を、生き抜くためのプログラム」。
子どもたちが自ら考え、行動し、未来を生き抜く力を養うことを目的に、2日間のリーダーシッププログラムと3日間の起業家育成プログラムで構成された、全5日間のプログラムとなりました。
まず、リーダーシップとは何か、リーダーにはどんな力が必要か、その力をどう身につけるのかを皆で考えました。

わかりやすい事例を取り上げて課題解決の方法を学んだり、もっと自由で面白い発想のしかたも学びました。


また、自分自身の弱みや強みを知り、向き合うことで、自己肯定感を高めることも大切にしました。自分を知ることで、周りとのより良い協力のしかたや、チームで取り組む大切さ、コミュニケーション力を育みました。
起業家育成プログラムでは、チームに分かれて、自分たちがつくりたい会社や商品アイデアをかたちにしていくステップを学びました。

子どもたちの潜在能力を引き出すために、ブレインストーミングをたくさんしていくと、次から次へと面白いアイデアが生まれて、みんなわくわくしていました。
分からないことはしっかりリサーチ!

子どもたちの様子を見て、ときどき先生が声掛けすることで、新しいヒントやアイデアに気がついたり。


チームで起業したい会社や商品アイデアを決めたあとは、それをいかにして人にアピールし、興味を持ってもらえるように売り込むのかを考え、必要なポスターや原稿を作ってピッチコンテスト(プレゼン)の準備!

ただ話すだけではなく、ジェスチャーも交えてより説得力のある表現ができるように練習!
各チームが順番にピッチを行い、他のチームがそれをさまざまな項目で評価し合い、フィードバックをしました。


思い通りにならないことや、誰かに理解してもらうことの難しさにも直面した子どもたち。
この5日間で身につけたのは、一生役立つさまざまなスキルだけでなく、仲間と協力する楽しさや意義、人に喜んでもらえる嬉しさや認めてもらえる喜びでもあったように思います。