驚くことに、アライブで CEFR 対応をして以来、校舎のスタッフと外国人講師が、必要な単語数や文型を正確に把握するため、より具体的な目標を立てることができ、子どもたちの英語力が著しく伸びているのです!
E1を3年間、E2を3年間、E3を3年間しっかりと学ぶことで、英語の土台(基礎力)が大きく身につき、高い英語力のアップが望めます。勿論、この3年間は、同じレベルでも、内容も難易度も全く異なるプログラムになっておりますので、ご心配なく!
~英語で議論する力を身につけられるよう、アライブでは、これからもずっと質の高さを維持するレッスンを提供してまいります~
本日は、そんなCEFRについて教育研究開発部よりお伝えいたします!
アライブでは2020年度より100分クラスを中心にCEFR(セファール)を英語レベルの指標として使用しています。個々のクラスのレベ/ルを講師とスタッフがチェックし、教材も指導内容も毎年レベルアップするように設計されています。
1.CEFR対応のメリット
・世界的な言語評価基準により、自分が今どの位置にいるのかなど英語力の客観的なレベルを把握することができる
・日本政府や著名な世界の高校、大学などのCEFR基準対応により、目安が恣意的にならない
・バランスよく4技能を伸ばしていける
・必要な単語や文型が明らかになり、評価の公平性を担保できる
・今後の学習目標がクリアになる
など多くのメリットがあります。
アライブで話したり、議論することを楽しんで覚えながら、同時に世界基準の英語力を身につけられます!
2.CEFR対応レベル確認外部プレイスメントチェック結果のご報告
9月下旬にアライブのE3クラス以上の生徒の皆さまを対象に、CEFR対応レベル確認外部プレイスメントチェック実施いたしました。

今般実施したPearson English Benchmark Young Learnersは、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能習熟度を測定する6才~14才対象のアプリです。タブレットおよびヘッドセットを使用して受検しました。
※Pearson English Benchmark Young Learnersは、ピアソン・イングリッシュが長年、世界中の教育者や言語学専門家と協力して開発してきた、若年層向けのための、グローバル・スケール・オブ・イングリッシュ(GSE)で英語力を測定するためのツールです。
※GSE学習指標とは、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR、欧州評議会、2001年)の作成にあたってブライアン・ノース氏(North、2000年)と欧州評議会によって実施された研究を土台とし、CEFR開発に用いられた測定の手続きに従った、CEFRと足並みの揃ったものです。
●今年度前期の結果(9月末現在)
1.クラスレベル毎の結果:E3レベルの生徒が最も計画レベルに到達している割合が高く、58.9%の生徒が到達していました。
2.全校生徒の結果:38%の生徒が計画レベルに到達していました。
●母語が日本語の学習者であると、一般的にはE3レベルの計画に到達するためにはE2から約290時間、E4レベルの計画に到達するためにはE3から約616時間の英語学習が必要とされています。少しでも英語に触れる機会を設けて今後とも英語力を伸ばしていきましょう。
★それを大幅に少ない時間数で頑張っている子どもたちはすごいですね!
同じレベルに数年間いることは全く問題ありません。そもそもアライブでは名前は同じレベルですが、2年目、3年目と分けていますので、教材も、難易度も、教え方も異なりますのでご安心ください。
3.今後の指導に向けて
アライブのクラスレベルが高めに設定されていることから、若干高いレベルのチェックを受検していただいたため、少し難しいと感じられた生徒の皆さまがいらっしゃったかと存じます。また、今般の結果は今年度前半の結果です。講師は後半に向けて生徒の明確な学習目標を確立し、お子さまは後半以降も英語力を確認し続けることで少しずつ習熟が進んでいることを気付くことができるようになります。
今年度後半に英語力をさらに伸ばせるよう、講師共々ご指導させていただきたいと存じます。

参考資料:文部科学省作成の「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」
