前回のブログに続き、英語で算数を学ぶ授業について感じたこと。
さすが日本の子供たち。算数の問いに対する答や計算が出るのは、瞬時です。外国人講師が、「場合の数」を説明し、「12X11は?」と聞いた時点で、即答した生徒もいました。私もそろばんが得意だったので手の指を動かしていた最中のことです。今は、計算機の時代ですが、何等かの理由で当たり前のものが当たり前でなくなれば、機械に頼らず、頭で考えないといけない場合も出てきます。そんな時に、日本の教育の力は大きく発揮されるかもしれませんね。
ただ、「なぜ、算数が必要なの?」という講師の質問には、やはり、誰一人答えられませんでした。
こうした問いへの答えは、勿論1つではありませんが、クラスが静まりかえってしまいます。「やはり」と言ったのは、英語力は高くても、こうした答えのない問いに対し子供たちが意見することが、難しいとずっと感じていたからです。将来、海外留学したり、世界で活躍するには自分の考えを伝えることは必須です。
今回も、最後に講師が「算数を学ぶ意義」として様々な理由を伝えました。例えば、「世の中の建築物などは、緻密に計算されて建てられている」など。子供たちは、””Wow””といいながら、真剣に耳を傾けていました。
こうしたクリティカルシンキング的な発想は、日本ではなかなか実践される機会は少ないですが、これからもアライブでは、世界で活躍するリーダーの育成を目指し、こうした授業を引き続き、実現していきます。
また、そのためには、外国人講師の知識やティーチング技術をさらにアップさせていくことが必要になります。! やることは膨大・・・ですが、これからも粛々と頑張ってまいります。
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