ブログでは、普段見られない『アライブの舞台裏』、『子供たちの日常の様子』、そして『アライブ流の学習方法(毎月第2・第4金曜日)』についてお伝えしていきます。『アライブ流』と言うほどではないですが、単に英語を覚えるだけでなく、「考える力を同時に養おう!」という、アライブ独自で考えた自宅学習方法についてご紹介いたします。
今回は「絵本に触れてみよう!②」です。
★関連教科:英語(スピーキング・語彙)・絵本・考える力・想像力・創造力
★対象:英語学習歴:中級~上級(小学生)
※次回は中学生・高校生の皆さんを対象にした学習方法を伝えます。
前回に続き、絵本の学習第二弾です。
今回は、英語歴の長い小学生の生徒さん向けの絵本のご紹介です。
英語歴の長い生徒の皆さんは、英検などの資格試験やアライブの宿題で、忙しい毎日を送られていることと思います。そんな中でも、ほんの少しの時間でも、絵本を継続して読む習慣をつけるだけで、考える力のベースができ、将来につながると思います。
過去から現在に至るまで、長期のお休みにはほとんどの小学校の課題として、読書感想文を書くように指導されています。これは私が小学生だった時代においても、夏休みの宿題でした。それは、教育者が絵本や本の意義を認識しているからです。

では、どのように本を読んでいけばよいのでしょうか。
例えば、本の苦手な生徒は、自分の好きな分野の本を選んでみると抵抗なく読めるかと思います。また、理科系が得意な子や図鑑が好きな子は、実物が載っている『図鑑』を見ることからスタートしてもよいと思います。デザインしたり、クリエイティビティを高めたい場合には、『りんごかもしれない』『IT MIGHT BE AN APPLE』なども、違う角度からの発想を生み出します。
しっかりと内容を読みたいのであれば、
『みにくいアヒルの子』『The Ugly Duckling』
『としょかんライオン』『Library Lion』
『ビロードのうさぎ』『The Velveteen Rabbit』
などがおすすめです。小学校の課題図書で英語版のものがあれば、それを読んでみても面白いですね。
文字は多いですが、読み終えてから、家族でも話し合える内容です。
英語がぎっしりと書かれているので、少しずつ読んでいくとよいでしょう。
CD付の絵本でシャドーイングするだけでも十分英語力のアップにつながります。
現在、なかなか外出ができない状況ですので、そんな時に今までとは少し違ったことをはじめてみてはいかがでしょうか。
ご自宅での学習の仕方という点では、お父さん、お母さんもなかなか本を読む時間がないとは思いますが、外出ができない状況の中で、家族で本を読んで話し合ったりする時間などがあれば、とてもよいと思います。この機会に図書館に行って、日本語版と英語版の絵本などを借りてきて、色々な本の感想を伝え合う時間などを持ってみるとまた子供たちの英語のモティベーションがあがるかと思います。
勿論、子供たちは英語で読み、お父さん、お母さんは日本語で読み、日本語で意見を言い合うだけで、素敵なファミリータイムになりますし、きっと子供たちにとってもずっと忘れられない思い出になると思います。
本来、アライブではこうした絵本を読んだ後、絵本に沿ったオリジナルワークシートに取り組んだり、各シーンでディスカションをしていきますが、ご自宅だと難しいかと思いますので、簡単な感想を英語で書いてみたり、ストーリーの続きを作ってみると面白いですね。