<STEM CAMPの「理科」を終えて>
STEM CAMPでは、(全員に対し)自分の考えを英語で伝える時間を、敢えて取り入れました。外国人講師のSTEM教育の専門家、Chris 先生が”Why”と聞くたびに、子供たちは、一生懸命仮説や結論について答えていました。
英語で理科の授業を始めたのは、17年前。アライブが始まって間もない頃です。この頃、アライブが目指していたのは、「発見のある」、「理科が好きになる」-そんな授業でした。子供たちが新しいことを知る、再認識できるカリキュラムを作っていました。勿論、今でも子供たちから「あっ、面白い!」「知っている!」という感覚を引き出し、「なぜ、そうなるんだろう?」「この仕組みはどうなっているんだろう」と、常に考える姿勢を持つ授業スタイルはそのままです。
では何が変わったのでしょうか。アライブでは、長年カリキュラムやレッスンについて研究や会議を続けてきました。そして、その結果、日本の小学校や中学校の内容を先取りつつ、同時に海外の最先端の授業スタイルを採用することで、子供たちが色々な角度から「もし〇〇したら、どうなるんだろう?」「ひょっとしてこうしたらもっとこうなるのでは?」という発想を持つことが、できるようになったということ。つまり、授業内で、常にクリエイティビティを引き出すことができるようになったのです。
「知識を習得し、考える力を養う」ことを続けてきたことで、デザインシンキングワークショップで UC Berkley の教授が本当に驚くほど、子供たちの発想が豊かになったと思います。
そして、これは、アライブの子供たちの努力があればこそ、可能になったのだと思います。小さい頃、アライブのプリスクールに通ってくれていた生徒の多くが今回のSTEM CAMPに参加してくれました。
「よく頑張ってくれていますね。一人ひとりの異なる意見、クリエイティブな意見は素晴らしかったです!」